婚活サイトにおけるプロフィールの重要性について
婚活サイトを通じて結婚した人の数は年々増加傾向にあります。
2016年の婚活実態調査によれば、2015年に結婚した人のうちの8.3%が婚活サービスを用いて、相手を見つけています。
SNSや、合コンなどよりも婚活サイトやアプリなどを利用した方が結婚できた割合も高く、恋愛や結婚に興味のある独身者の四人に一人が婚活サービスの利用意向があるとも言われている今、婚活サイトを利用しない手はありません。
女性に好印象を持たれるプロフィールの基本情報の書き方
自分の基本的な情報を書く際のポイント
まずは自分の基本的な情報を書く際のポイントです。
名前はできれば、本名を使うのがベストですが、抵抗のある方はニックネームを使用しても良いでしょう。
その場合はシンプルなものにしてください。
婚活サイトでのプロフィールは他者との差別化のために個性を出すことも必要ですが、入り口となる名前は特にひねる必要はありません。
外見の情報を書く際のポイント
次に外見の情報を書く際のポイントです。
身長、体重などは少し盛りたくなってしまうものですが、実際に会うと嘘はばれてしまいますのでこれもまた正直に書いた方が良いでしょう。
一番大事なのはプロフィール写真です。
婚活サイトにおいては、必ずしもイケメンである必要はありません。
気を付けるのはごく簡単なことです。清潔な洋服(必要以上に高価である必要はありません)を着て、自然な笑顔で写真を撮ることです。
スーツでも良いですが、清潔感のある私服でも構いません。スーツでない場合でも白いシャツなどシンプルな服装にしておいた方が無難です。
内面に関する情報
自分の内面について書く際は、「優しい」や「努力家」などごく一般的なもので構いませんが、それに対するエピソードを付け加えるとより人柄が伝わりやすいでしょう。
趣味や特技はスポーツが一番女性受けが良いと言われています。
最近は料理をする男性も増えていますが、それも女性には好印象でしょう。
その他にも女性に受けそうな趣味や特技などはプロフィールに載せた方が良いですが、ギャンブルやアニメなど一般的にはあまり受けなさそうなものについては記載しない方が無難です。
仕事に関する情報を書く際のポイント
また職種や年収についてですが、職種はなるべく詳しく書きましょう。
詳しくと言っても、会社の実名を書いたり、上場会社をアピールするのではなく、一口に営業職といっても何の営業なのか?飲食店勤務といってもどういったジャンルなのか?そこまで書くことでより具体的なプロフィールとなります。
年収は大体で構いません。600万を800万と言ったりすることは詐称になりますが、例えば580万ならば四捨五入して600万と記載しても構いません。
結婚相手や好みの女性について書く際のポイント
次に結婚相手や好みの女性について書く際のポイントですが、できるだけシンプルに、少しだけ自分の理想よりハードルを下げて書きましょう。
人は皆それぞれ理想のタイプがあるものですが、細々とそれをあげていては出会えるものも出会えません。
私達は条件とのみ結婚するのではありません。条件が少しくらい合わなくても実際に会って話をしてみれば物凄く気が合う可能性もあるのです。
逆に条件がぴったり合った女性と出会えたとしても、実際に会って話してみるとなんか違うかも、と感じることもあるかもしれません。
まずはハードルを下げて、できるだけ多くの女性と出会う機会を持つことです。
結婚に関する考え方を書く際のポイント
結婚観や理想の家庭について書く際は、「明るい」や「笑いの絶えない」といったキーワードを入れることによって、暖かな家庭を思い描けるようなものにしましょう。
子供の人数は特に希望がなければ特に理由を詮索されないように二人と書いておきましょう。
同居、別居に関してですが、どうしても同居しなければ理由がある方以外は、同居と書かない方が無難です。
自己紹介文を書く際のポイント
ポジティブに書く
自己紹介文は自分を一番アピールできる場所です。
まず大事なのはポジティブに書くことです。
人間いつもポジティブではいられませんが、初めからネガティブな男性のところへ寄ってくる女性はあまりいません。
女性が会ってみたいと思うような、前向きなプロフィールになるよう心がけて書きましょう。
コンパクトにわかりやすく
少しでも自分を知ってもらいたいと思う気持ちは大事ですが、あまり長々とした紹介文になるのは避け、できるだけコンパクトにまとめましょう。
その方が多数の人間に目を通してもらいやすくなります。どうしたら相手にうまく伝わるかを意識して書くと、他人の読みやすい文章になります。
自慢話はしない
あとは自慢話をしないこと。
職種を書く際のポイントでも述べましたが、一流企業勤務や、高学歴をあえて記載するのは逆にマイナスアピールになる可能性もあります。
そういったものは実際に会い、互いを知るにつれ徐々に知っていく程度でちょうどいいのです。
趣味や特技は必ず書く
また基本情報で趣味や特技を記載した方もここで再度しっかりと趣味と特技についてアピールしておきましょう。
あなたの人となりが想像できるような具体的なエピソードを添えて書くことで、相手に興味を持たせることができます。
自己紹介文で避けたいNGな例
ネガティブ
自己紹介文ではポジティブに、と先程も書きましたが、なかなか難しいと言う方もいらっしゃるでしょう。
その時は自分のネガティブポイントをポジティブポイントに変換してしまいましょう。
例えば飽きっぽい→視野が広い、いい加減→おおらかで心が広い、友達が少ない→自立している、などどんなネガティブ要素もポジティブに言い換えることができます。
絵文字や顔文字が多い
次のNGポイントは、絵文字や顔文字が多いものです。
日ごろラインやメールでのやり取りでそういった絵文字などを使うという方も多いでしょう。
しかし婚活サイトにのせるプロフィールはプライベートのやり取りとはまた別のものです。
不特定多数の人間が目にするプロフィールになりますので、ごちゃごちゃと絵文字や顔文字を多用するのは考え物です。
異性の気を惹きたいのは分かりますが、これも逆効果となってしまう可能性が高いので、文章だけのシンプルなプロフィールになるよう心がけましょう。
嘘が多い、盛りすぎる
話を盛り過ぎるのも、裏目に出ます。
実際に会い、デートを重ねるにつれ相手には必ずばれていましまいますので、嘘や必要以上に話を盛ることはやめましょう。
もし実際に会ってみて、互いが気に入り、結婚について動き始めた時にこういった嘘がばれるとあなたへの信用も失われ、結婚話もご破算になってしまうかもしれません。
初めから正直に、誠実に接していくことが一番の成功の近道です。
結婚相手への希望ばかりを書く
最後に、結婚相手への希望ばかりを連ねることはなるべく避けてくださいね。
もし逆の立場であなたがそういった事細かに条件を並べている女性のプロフィールを目にしたらどう思うでしょうか?
ポジティブな感情は抱かないはずです。
理想があるのは分かりますが、私達は皆完璧ではないのですから、条件は必要最低限にとどめておいた方が無難です。
自己紹介文に入れておきたい項目
婚活理由や登録動機
さて、自己紹介文にいれておきたい項目ですがまずは婚活理由や登録動機です。
結婚したい理由は子供が欲しい、親を安心させたい、老後が不安、と人それぞれですが無難に「温かい家庭を持ちたくなったから」程度におさめておいた方が無難かもしれません。
老後の不安をあまりつらつらと書き連ねるとネガティブなイメージになってしまいますし、親を安心させたいという理由は将来の同居や義両親との親密な付き合いを女性に連想させ、マイナスイメージとなります。
趣味や特技、休日の過ごし方
また休日の過ごし方を書くことも重要です。将来の女性は相手がどういった休日の過ごし方をするのかに興味を持ちます。
それが結婚を前提とするお付き合いの場合尚更です。嘘や見栄を張る必要はありませんが、休みの日はただ寝てるだけ、という男性よりはインドアでもアクティブでも意志をもって休日を活用している男性の方が魅力的に映ります。
好みの女性のタイプ
好みの女性のタイプは具体的になり過ぎず、なるべく一般的に誰でもあてはまりやすい条件を選ぶことも大切です。
優しい、や家庭的、明るい、などポジティブな言葉のわかりやすい条件を簡単に書きましょう。
あまり沢山条件をつけるとかえって出会いが遠のいてしまいます。
どうしても譲れない条件がある場合は別ですが、そうでなければ、初めのハードルは下げておいた方が無難です。
結婚観や理想の家庭像
イクメンという言葉が一時期から出始めましたが、家事や育児などに積極的な男性を嫌う女性はおりません。
料理が得意、または子供が好き、子供に好かれやすいといった特徴をもつ男性はそれもしっかりとアピールしておきましょう。
結婚して子供を産んでからも社会でばりばりと働く女性が多いので、任せきりではなく自分でも色々と動ける男性の方が女性にとっては魅力的です。
仕事の事や将来の目標
また、将来の目標を書くことも、前向きなイメージに繋がりますので重要です。
例えば資格試験の勉強をしている方だったら、そのことについて書いておくのも良いでしょう。
仕事の目標がある方は、それについて書いても大丈夫です。ただしあまり専門的にならないよう注意することが必要です。
自己紹介の例文
自己紹介の例文(その1)
就職してから一生懸命仕事に打ち込んできましたが、仕事が終わった後真っ暗な家に帰るのが寂しく、共に人生を歩めるような素敵な女性と出会いたいと思い今回登録した次第です。
昨年から料理教室に通い始め、簡単な料理ならレシピを見ずに作れるようになってきました。
まだまだ初心者ですので、おすすめのレシピなどあったら是非教えてください。
また、食べ歩きも好きで、美味しい店をいくつか知っています。食べること全般が好きですので、同じように、食べることが好きな女性の方と出会いたいと思っています。
まずはお食事からと思っています。是非気軽にご連絡ください。
自己紹介の例文(その2)
仕事柄、女性と出会う機会がなく、こちらで素敵な女性との出会いがあればと思い登録しました。
介護器具の営業職として働いており、休日は学生時代からやっているサッカーを仲間たちと楽しんでいます。
結婚を見据えたお付き合いをさせて頂きたいと思っています。
私自身、子供が大好きなので、同じく子供好きな女性だと有難いです。子供にサッカーを教えるのが夢です。
いつも笑顔の絶えない、明るい家庭を持てればと思っています。プロフィールを読んでくださってありがとうございました。
自己紹介の例文(その3)
はじめまして。市役所に勤務しております。
旅行と音楽(主にロック)が好きで、年に一度はロックフェスなどに出向いています。
同じように音楽が好きな女性と出会えましたら幸いです。
温泉が好きで、近辺の温泉へ日帰りで行ったりもします。温泉好きが高じて、昨年温泉マイスターの資格もとりました。
いつまでも友達のように、楽しく笑いあえる夫婦が理想です。そんな女性と出会えたらと思います。
まとめ
自己紹介文は自分を偽り過ぎず、かつ個性を出しアピールすることが必要です。
婚活サイトでの自己PRの仕方については、様々な方法がありますがまずは実践してみましょう。
プロフィールはあなたという男性を知ってもらうための最初の入り口です。
画面の向こう側にいる女性も、あなたと同じように、迷ったり悩んだりしています。
理想の相手と出会えるよう、婚活サイトを有効に活用していきましょう。